佐藤光城-1　益子焼茶碗　見込み：茶碗が好きかも。：SSブログ

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佐藤光城-1　益子焼茶碗　背面と両側面｜佐藤光城-1　益子焼茶碗　高台と搔き銘ブログトップ

佐藤光城-1　益子焼茶碗　見込み　[陶器その他] [編集]

　佐藤光城の茶碗の見込みです。写真では、茶碗正面を下にしています。

　この茶碗の見込みは外側と全く違って、非常に澄んだ白色です。目の錯覚かも知れませんが、少し青みがかった白なので、余計に美しく澄んだ色合いになっています。ここに抹茶の綺麗な緑が入ると、とても涼し気な景色になります。

　見込みの底の茶溜りは、やや小さめに何となく成型されていて、殆ど存在を主張して来ません。また、見込みの釉調も、少々気泡があるくらいで、ほとんど均一です。ですから、見応えがある見込みとは言えませんが、逆こういう方が涼し気な澄んだイメージには合うと思います。

　上から見る茶碗のシルエットは、乱れの少ない真円で、口縁もほぼ均一です。ですから、何処を飲み口にするか迷いますが、まぁ、何処でも良さそうです。強いて決めるとすれば、写真で４時位置くらいが、少し薄手で外に向かって微妙に傾斜しているので、ここが一番口当たりが良いでしょうか。まぁ、飲み口か何処かなんていう事に気を遣っていると、それで抹茶の美味しさがスポイルされる場合もあろうかと思うので、そんな事気にせず使えば良いのでしょう。

つづく