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坂田泥華-1 萩茶碗 背面と両側面 [萩]

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 十三代・坂田泥華の萩茶碗を各方向から写しています。上の写真が背面で、二枚目が正面向かって左側面(窯印側)、三枚目が右側面です。

 どの方向から見ても、凡そ同じような景色で、正面から見た時のフワッとしたイメージがそのままです。ただ、背面と右側面の高台脇辺りには施釉時の指跡が見え、左側面には窯印が見えていて、それぞれが各面のアクセントになっています。

 口縁から高台脇にかけての胴のラインは、非常に柔らかな曲線を描いており、多分それがフワッとしたイメージを作り出していると思うのですが、こういう癖のない素直な曲線で構成された茶碗というのは、意外に少ないような気がします。ある意味、狙い過ぎているライン構成になっている茶碗は多いですが、素直なラインで潔い美しさを醸し出すのは返って難しいのかも知れません。

つづく












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