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小川欣二-3 「露草」 正面 [楽・京]

小川欣二03_01
 小川欣二(1926-)の「露草」茶碗です。絵は片側だけなので、そこを正面としています。ここを正面とすると、高台脇にある窯印は背面側に来ます。

 あー、季節が合っていませんが、ご容赦下さい。(笑) このブログでは、私の抹茶茶碗の実際の使用ローテーションの順番に合わせて記事にしています。

 やはり小川欣二は同じ手の作品を幾つも焼く作家さんのようで、この「露草」もネットオークションで年に1回は出品されているのを見るような気がします。希少性がそれほどないだけに、ネットオークション上での中古の落札価格が手頃で、買いやすいのは良い事です。

 この「露草」は、やや小振りな茶碗で、水色の地に紺色の露草の絵が描かれています。そして、後日アップしますが、見込みは綺麗な白色となっていて、この青と白の組み合わせが私の好きな配色なので気に入っています。

 フォルムは、立ちの強い碗形に近い形で、乱れは少なく、轆轤目が綺麗に残っています。一応箱にも茶碗と書いてあるので、そのように使うのが本来ではありますが、このサイズ&フォルムであれば、向付として使っても良さそうです。また、フォルムとしては一般的な煎茶碗に近いので、それで使っても良いかも知れませんが、煎茶碗にしては少し大きいように思います。

つづく












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