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川嵜和楽-1 白楽 背面と両側面 [楽・京]

川嵜和楽01_02
川嵜和楽01_03
川嵜和楽01_04
 川嵜和楽の白楽茶碗を各方向から写しています。上の写真が背面、中が正面向かって左側、下が右側です。

 正面の絵以外は白い釉薬が掛かっているだけです。そこに陶土まで白いもんだから、全体が本当に真っ白です。薄っすらと貫入が入っている所が景色になっていますが、あまりはっきりとは見えません。釉薬の流れとか、気泡や縮れの類も殆どないので、かなり単調な景色です。まぁ、絵柄に意識を集中するには、この方が良いかも知れません。

 この白い景色で面白いのは、実際に使う際に茶を入れると、水が浸み込んで茶碗が薄っすらとピンク色に染まる所です。非常に微妙な差ですが、最初に見た時にはちょっと感動しました。そうして改めて茶碗を眺めると、白は白でもちょっと乳白色のこの白が、なかなか味わい深いものに見えて来ました。白にも色々あるものです。面白いですね。

つづく








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