西岡小十-4 絵唐津茶碗 背面と両側面 [唐津]
西岡小十の絵唐津茶碗を各方向から写しています。上の写真が背面(掻き銘側)で、二枚目が正面向かって左側面、三枚目が右側面です。
鉄絵が描かれていない事を除けば、どの面も凡そ正面と同じような景色です。一部に縮れがあるグレーの釉薬に、所々に黒い斑点と砂粒のボツボツ、石爆ぜしかかっている個所もあったりして、意外に飽きない景色です。不規則に残してある轆轤目も良い味を出しています。
この茶碗は某オークションサイトで購入したのですが、落札時には箱も布もない裸の状態でした。そのため安く落札できたのですが、その後に中古の桐箱と黄布を別途調達して合わせたので、トータル費用は少し膨らみました。それでも、最初から共箱・共布であった物より安くは買えているので良しとしています。ずっと自分で使い続け、リセールバリューを考えないのであれば、こういう買い方で十分だと思います。また、ずっと自分で使い続けて行きたいと思わせるような茶碗でもあります。
つづく
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